杉原邦生×木ノ下歌舞伎

歴史的な文脈を踏まえつつ、現代における歌舞伎演目上演の可能性を模索する団体 “木ノ下歌舞伎” には、2006年5月『yotsuya-kaidan』の演出をきっかけに、2017年5月まで企画員として所属していた杉原邦生。『三番叟』、『黒塚』、『勧進帳』、『東海道四谷怪談ー通し上演 ー』、『三人吉三』など10作品の演出を手がけました。その、現代語と歌舞伎言葉が絶妙に混ざり合う台詞選び、大歌舞伎の“スター芝居”とは異なる戯曲本位に立ち返った演出で大きな注目を集めました。 海外での上演は2013年『三番叟』にチリ、2016年『黒塚』、2018年『勧進帳』[ジャポニスム2018公式プログラム]でフランス・パリより招聘を受けいずれも好評を得ました。

KINOSHITAKABUKI