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最新情報

OUTLINE

作品概要

演出家よりコメント

これまで数々のベテラン俳優によって演じられてきたオイディプス王を、僕は“ひとりの青年”として描き出したいと考えています。地位と権力を得た若き王は、その未熟さゆえに周囲が見えなくなり、意見の食い違う者を責め立て、身近な人の助言も聞き入れず、一瞬にして自ら破滅への路を辿っていきます。おのれの才覚、地位を振りかざすその姿は、コンプレックスをひた隠そうと必死に足掻く、哀れで悲しいひとりの人間です。そんな揺れ動く青年・オイディプスこそが、この物語で描かれている王の姿なのだと僕は確信しています。
また、今回の演出では、コロス(古代ギリシャ劇の合唱隊)以外の8役をオイディプス王、イオカステ(オイディプス王の妻)、クレオン(イオカステの弟)を演じる3名の俳優が演じ分けます。これは、この作品が初演された当時(紀元前427年頃)の上演形式に則ったスタイルです。演劇的な仕掛けの中で観客とともにPLAY=遊びながら、“悲劇”の原点を生々しく、かつスタイリッシュにいまへ現出させたいと考えています。

杉原邦生

『オイディプスREXXX』~物語が始まるまでのいきさつ~

コリントスの王子だったオイディプスは、「朝は四本足、昼は二本足、夜は三本足。これは何か」という謎をかけてテーバイの住民を苦しめていた怪物スフィンクスの謎を解いてテーバイを解放した。この功績により、オイディプスは、ちょうどそのとき亡くなったテーバイの王ライオスの跡を継ぐ王に迎えられ、先王の妃イオカステを自らの妃とした。国は繁栄したが、やがて疫病と飢饉により、国じゅうに嘆きの声がこだましていた。

※会場で配付しているキャスト表に、配役・この物語が始まるまでのいきさつ・人物相関図が記載されています。KUNIO official websiteには、“この物語が始まるまでのいきさつ”のみ転記させていただきました。

上演時間

1時間50分[休憩無し]

CAST&CREATOR

キャスト&クリエイター

出演

中村橋之助
南果歩
宮崎吐夢

大久保祥太郎
山口航太
箱田暁史
新名基浩
山森大輔
立和名真大

スタッフ

作:ソポクレス
演出:杉原邦生
翻訳:河合祥一郎「オイディプス王」光文社古典新訳文庫
音楽:Taichi Master

作詞・ラップ指導:板橋駿谷
空間構成:フジワラテッペイアーキテクツラボ
照明:横原由祐
音響:稲住祐平
衣裳:岡村春輝
ヘアメイク:国府田圭
ステージング:長谷川風立子
舞台監督:藤田有紀彦
演出助手:長町多寿子
ステージングアシスタント:仁科幸
宣伝美術:加藤秀幸[グラインドハウス]
宣伝写真:間仲宇
宣伝衣裳:藤谷香子
制作:飯野千恵子, 澤藤歩
プロダクションマネージャー:安田武司
技術監督:堀内真人
プロデューサー:石井宏美
協力:松竹株式会社

[舞台写真提供:KAAT神奈川芸術劇場]

SCHEDULE&TICKET

スケジュール&チケット

神奈川公演

12/12(水)

19:00

12/13(木)

14:00

12/14(金)

19:00★①

12/15(土)

14:00♦

12/16(日)

14:00

12/17(月)

14:00★②

12/18(火)

19:00(公演中止)

12/19(水)

休演日

12/20(木)

14:00♦★③

12/21(金)

19:00★④

12/22(土)

14:00

19:00(振替公演)

12/23(日)

14:00

12/24(月)

14:00

19:00

会場

KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

 

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業), 独立行政法人日本芸術文化振興会

企画製作・主催:KAAT神奈川芸術劇場

杉原邦生のギリシヤ悲劇