東海道中膝栗毛

歌舞伎座夏の風物詩「八月納涼歌舞伎」に、市川染五郎(現・松本幸四郎)演じる弥次郎兵衛と市川猿之助による喜多八の “弥次喜多” シリーズが初めて登場したのは、2016年『奇想天外!お伊勢参りなのにラスベガス?!「東海道中膝栗毛」』でした。その名の通り奇想天外な珍道中が繰り広げられ、歌舞伎座は連日満員で賑わいました。その後、2019年まで毎年夏の歌舞伎座を賑わし続け、2020年コロナ禍で制作された配信作品『図夢歌舞伎 弥次喜多』、3年ぶりの上演が大きな話題となった2022年『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚〈やじきたリターンズ〉』まで、シリーズ全作の構成を杉原邦生が担当いたしました。

なお、1作目2作目はシネマ歌舞伎として全国の映画館で上映。その後2020年には、2作品セットでBlu-ray化されました。同じく、配信作品『図夢歌舞伎 弥次喜多』もBlu-ray化され、どちらも販売中となっております。

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