PROFILE

- 翻訳 -

小澤英実OZAWA Eimi

翻訳家、批評家、東京学芸大学准教授。専門はアメリカ文学・文化と日米舞台芸術。主な著訳書に『幽霊学入門』、『現代批評理論のすべて』(共著・新書館)、エドワード・P・ジョーンズ『地図になかった世界』(白水社)、フランク・キング『ガソリン・アレー』(創元社)、ロクサーヌ・ゲイ『むずかしい女たち』(共訳・河出書房新社)など。イヴ・エンスラー『ヴァギナ・モノローグス』、トリスタ・ボールドウィン『雌鹿』など上演戯曲の翻訳やドラマターグも手がける。

- 演出・美術 -

杉原邦生SUGIHARA Kunio

1982年生まれ。国内外の骨太な戯曲の本質を浮き彫りにしてみせると同時に、観客の予測を裏切るような挑発的な仕掛けや、ポップでダイナミックでありながらも繊細な演出が特長。2004年、自身が様々な作品を演出する場として、プロデュース公演カンパニー“KUNIO”を立ち上げる。主なKUNIO作品は、上演時間が約8時間半にも及ぶ大作KUNIO09『エンジェルス・イン・アメリカ』(作:トニー・ クシュナー)、最古のテキスト“Q1”バージョンを新訳で上演したKUNIO11『ハムレット』(作:ウィリアム・シェイクスピア)、大学の恩師でもある太田省吾の名作を鮮烈に蘇らせたKUNIO10『更地』やKUNIO14『水の駅』など。
木ノ下歌舞伎には2006年から2017年5月末まで企画員として参加。『黒塚』、『東海道四谷怪談—通し上演—』、『勧進帳』など11演目を演出。海外公演は2013年『三番叟』をチリ、2016年『黒塚』、2018年『勧進帳』をフランス・パリにて上演。
外部作品に、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ルーツ』(脚本:松井周)、『オイディプスREXXX』(翻訳:河合祥一郎)、東京芸術劇場『池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE』(原作:石田衣良)などがある。2019年後半は、10-11月に新橋演舞場にてスーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』(市川猿之助・中村隼人 交互主演)の上演が控えている。
セゾン文化財団シニアフェロー。2018年(平成29年度)第36回京都府文化賞奨励賞受賞。

天宮良

天宮良AMAMIYA Ryo

1984年、倉本聰脚本により『昨日・悲別で』(NTV)でデビューし注目を浴びる。以後、『ビ―トたけしの浅草キッド』(ANB)、『おべんきょう』(TBS)、『葵徳川三代』(NHK)等のTV、『ブライトンビ―チ回顧録』『グリース』『エンジェルス・イン・アメリカ』等といった舞台でも活躍、86年にはゴ―ルデンアロー賞演劇部門新人賞を受賞。 映画は『山田村ワルツ』『滝廉太郎物語~我が愛の譜~』『棒の悲しみ』『風の歌が聴きたい』『育子からの手紙』等。
  近年の舞台では99年『そして誰もいなくなった』、01年『ハムレット』、03年『ピルグリム』、そして06年グローブ座で上演された『第32進海丸』では、鰹を追う土佐の男勝りの漁師を熱演し好評を得た。また、08年には、夫婦の何気ない日常の在り方を膨大な台詞で表現された日本初上演のイングマール・べルイマンによる衝撃作『ある結婚の風景』で、各方面から高い評価を得ることができた。そして十数年ぶりにミュージカル『Calli~炎の女カルメン~』にガルシア役で出演し、見事な歌と踊りを披露している。同年秋に、篠井英介×鈴木勝秀の舞台『サド侯爵夫人』では三島由紀夫の難解な台詞で、あるがままの欲望を饒舌に語るサン・フォン夫人に挑んだ。
鈴木勝秀演出『余命1ヶ月の花嫁」、加藤健一事務所公演『ブロードウェイから45秒』『誰も喋ってはならぬ!』、田中芳樹原作『銀河英雄伝説』、音楽喜劇『のど自慢』、藤山直美主演『おもろい女』、そして全キャストフルオーディション第一弾の新国立劇場『かもめ』に出演する等、あらゆるジャンルの舞台に出演している。最近は歌に力も入れておりライブ活動も定期的に続けている。

安藤玉恵ANDO Tamae

東京都出身。早稲田大学を卒業後、劇団ポツドールを経て、舞台、映画、テレビで活動。最近の主な舞台にM&Oプロデュース『ロミオとジュリエット』(演出:宮藤官九郎)、ブス会『男女逆転版痴人の愛』(18)、『結びの庭』(15)、映画に『羊の木』(18)、『探偵はBARにいる』シリーズ(11,12,17)、『恋人たち』(15)、テレビに『あまちゃん』、『深夜食堂』シリーズ、よるドラ『腐女子、うっかりゲイに告る』(19)等。今夏、松尾スズキ氏との二人芝居・東京成人演劇部『命、ギガ長ス』(作・演出:松尾スズキ)にて全国公演を行なった。最新出演映画「酔うと化物になる父がつらい」が2020年公開予定。北日本新聞でエッセイ「安藤玉恵のたまてばこ」を連載中。

本多麻紀HONDA Maki

東京都出身。1998年ク・ナウカシアターカンパニー入団。主宰の宮城聰の芸術総監督就任に伴い、2007年より静岡県舞台芸術センター(SPAC)にて主に活動中。以降、国内外の多くの作品で主要キャストを務める。ひとつの役を「動き手(ムーバー)」と「語り手(スピーカー)」に分ける宮城聰演出手法「二人一役」では多くの作品で語り手を担当。
近年の主な出演作品として『アンティゴネ』、『冬物語』、『真夏の夜の夢』(以上、演出:宮城聰)、『わが町』(演出:今井朋彦)、『高き彼物』(演出:古舘寛治)、『病は気から』(演出:ノゾエ征爾)、KUNIO14『水の駅』(演出:杉原邦生)等がある。
また、2018年より"舞台の感動をカバンに詰めて「出前」する"テーブルシアター”にも参加し『土神と狐』に出演。猫派。お茶好き。

武田暁TAKEDA Aki

大阪市出身。「魚灯」所属。
主な出演作品『風枕』(作・演出:太田省吾)、魚灯『静物たちの遊泳』『着座するコブ』(作・演出:山岡徳貴子)、桃園会『浮標』(演出:深津篤史)、 KUNIO10 『更地』(演出: 杉原邦生)、『石のような水』(作:松田正隆 演出:松本雄吉)、『赤ずきんちゃん』(作・演出: 山口茜)、『PORTAL』 (作:林慎一郎 演出:松本雄吉)、『繻子の靴』(演出:渡邊守章)他、多数。また、松田正隆が作・演出・構成を務めるマレビトの会での出演(『島式振動器官』『クリプトグラフ』『PARKCITY』『HIROSHIMA-HAPCHON』など) がある。

石村みかISHIMURA Mika

てがみ座劇団員、東京演劇道場のメンバーでもある。
1995年白井晃演出の『銀河鉄道の夜』にカンパネルラ役で出演。以降、劇団大人計画、新国立劇場、MODE、TPT、二兎社、THEガジラ、世田谷パブリックシアター、劇団桟敷童子、椿組などの劇団公演やプロデュース公演に多数参加。
てがみ座では『空のハモニカ~私がみすゞだった頃~』で、金子てる(金子みすゞ)役を、『対岸の永遠』ではロングラン公演で主演のエレナ役を務める。近年ではフランス人演出家リロバウアーのもと、フィジカルなアプローチからの創作活動なども行い、様々なジャンルの演劇に取り組んでいる。

箱田暁史HAKODA Akifumi

文学座附属演劇研究所本科45期を卒業後、劇作家 長田育恵を主宰とする「てがみ座」に所属。
2012年、第7回公演『青のはて-銀河鉄道前奏曲-』以降のほぼ全ての作品に出演。
杉原邦生演出作品には、KUNIO11『ハムレット』、木ノ下歌舞伎『東海道四谷怪談―通し上演―』、KUNIO13『夏の夜の夢』、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『オイディプスREXXX』、KUNIO14『水の駅』を経て6度目の出演。

田中佑弥TANAKA Yuya

日本大学芸術学部演劇学科を卒業後、中野成樹+フランケンズに参加する。シェイクスピア、モリエール、ワイルダー、森本薫、別役実など、翻訳劇から日本近代劇まで幅広く扱う。主な出演作は、KUNIO09『エンジェルス・イン・アメリカ 第1部「至福千年紀が近づく」第2部「ペレストロイカ」』、木ノ下歌舞伎『東海道四谷怪談―通し上演―』『三人吉三』、ロロ『父母姉僕弟君』、シンガポールとの共同制作『DRUMS』、東京芸術劇場・ホリプロ『池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE』、KUNIO14『水の駅』など。またシンガポールの劇団、Teater Ekamatra『Tiger of Makaya』に出演するなど国内外問わず活動する。自身の演劇ユニット、劇団ドラマティックゆうやとしての活動も展開中。劇場公演やライブイベント出演などさまざまな場所で二人芝居を上演、縦横無尽に舞台を駆け回る。

渡邊りょうWATANABE Ryo

2008年、TPT『ミザントロオプ』でデビュー。
その後、DULL—COLORED POP、劇団チョコレートケーキなど、様々な公演に出演し、2014年〜2018年までは劇団員として「悪い芝居」に所属する。
2016年に出演した舞台「演劇」で、佐藤佐吉賞優秀助演男優賞を受賞。
主な出演作品に、ドラマ『ちょいドラ』『ひよっこ』(共にNHK)、映画『ある惑星の散文』『自由なファンシィ』、舞台 新国立劇場『かもめ』、DULL-COLORED POP『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』『演劇』、劇団チョコレートケーキ『遺産』『熱狂』などがある。

藤井咲有里FUJII Sayuri

新国立劇場演劇研修所第二期修了生。
2016年ひとりユニット『マキーフン』を旗揚。
Vol.1公演『胎内』(作:三好十郎 演出:船岩祐太)は、総合演劇雑誌“テアトロ” 2016年4月号『今月選んだベストスリー』に選ばれる。 2019年1〜2月 スロベニア首都の文化芸術フェスティバルBOBRI[公式招聘]に参加。『日本のむかし話』を上演。在スロベニア日本大使館と事業提携し他2都市で地方巡業も行った。
近年の舞台経歴は、2018年、江古田のガールズ10周年記念公演『極楽』(作・演出:山崎洋平)、野田地図『贋作 桜の森の満開の下』(作・演出:野田秀樹)、2019年、ミュージカル『シシオドリ海を渡る』(演出:田中圭介 脚本:黒川陽子)。

福原冠FUKUHARA Kan

1985年神奈川県生まれ。明治大学文学部演劇学専攻在学中に演劇活動を開始。卒業後は、範宙遊泳、ロロ、木ノ下歌舞伎、悪い芝居、FUKAIPRODUCE羽衣、Baobab、KUNIOなど、次世代の演劇界を担うカンパニーにいずれも主要な役どころで出演。2014年には範宙遊泳の劇団員となる。また、2015年には同世代の俳優と演劇ユニット『さんぴん』を旗揚げ。近年の主な舞台は、『黒塚』『ハムレット』(演出:杉原邦生)、『靴屑の塔』(演出:北尾亘)、『#禁じられたた遊び』『うまれてないからまだしねない』(演出:山本卓卓)、『ネバーマインド』(演出:額田大志)など。DJとしてクラブでも活動している。今秋、『HAMLET-ハムレット-』(演出:森新太郎)に出演。

森田真和MORITA Masakazu

1983年1月11日、鳥取県生まれ。
2001年から4年間、近畿大学にて演劇を学ぶ。
その経験と、鳥取の豊かな自然に育まれた肉体を使い、老若男女、動物から天使まで、性別の枠・生物の枠を超えたあらゆる役でその独特の存在感を示している。
2019年より東京演劇道場に所属。

池浦さだ夢IKEURA Sadamu

ダンスカンパニー男肉 du Soleilの団長。
俳優、ダンサー、振付家、演出家、ラジオ構成作家、テレビドラマや映画の脚本など、多岐にわたって活躍している。
近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻劇作理論コースを卒業。
碓井節子のもとでダンスを学ぶ。

土居志央梨 DOI Shiori

1992年7月23日生まれ。福岡県出身。2015年京都造形芸術大学を卒業。在学中から数々の映画、舞台に出演。代表作として、映画『リバーズ・エッジ』(‘18年・行定勲監督)では難役と言われた行動とは裏腹の繊細な感情を持っている女子高生、小山ルミを瑞々しく演じた。他に『108~海馬五郎の復讐と冒険』(’19年・松尾スズキ監督)、舞台 木ノ下歌舞伎『東海道四谷怪談―通し上演―』(‘17年・杉原邦生演出)、『グレーテルとヘンゼル』(’18年・ジェルヴェ・ゴドロ演出)がある。

河村若菜KAWAMURA Wakana

俳優。静岡県藤枝市出身。幼少期はオーストラリアで過ごす。
多摩美術大学映像演劇学科卒業後、劇団俳優座演劇研究所22期生として3年間所属。
2015年よりSPAC-静岡県舞台芸術センターにて『真夏の夜の夢』『歯車』『しんしゃく源氏物語』『マダム・ボルジア』などに演目契約で出演。 その他、天井桟敷創立メンバーでもある萩原朔美(前橋文学館館長)と共にリーディング公演『ラヴ・レターズ』を上演。舞台、テレビドラマ、ウェブコマーシャル、広告モデルなど媒体を問わず活動。

毛利悟巳 MOHRI Satomi

東京都出身。幼少よりクラシックバレエを習う。
日本大学芸術学部演劇学科卒業。
主な出演作は、KUNIO14『水の駅』(作:太田省吾 演出・美術:杉原邦生)、唐組(作:唐十郎 演出:唐十郎+久保井研)『動物園が消える日』『透明人間』『桃太郎の母』、アマヤドリ(作・演出:広田淳一)『銀髪』『月の剥がれる』『太陽とサヨナラ』、劇団チョコレートケーキ(作:古川健 演出:日澤雄介)『あの記憶の記録』など。
テレビ朝日『相棒 元日スペシャル』、草苅勲監督『I'm your daughter.』、田村凌一監督『甘い麦茶』など映像作品にも出演。 2018年3月よりイギリスへ留学。Rose Bruford CollegeやEast15 Acting Schoolといった演劇学校の授業を受ける。

森口彩乃 MORIGUCHI Ayano

1986年、北海道出身。
2017年公開の映画『最低。』(監督:瀬々敬久)で主演・美穂役に抜擢。平凡な日常から新しい世界へ足を踏み入れる主婦を見事体当たりで演じ注目を集める。主な出演作に、映画『食堂かたつむり』(監督:冨永まい)、ドラマ『山本周五郎時代劇 武士の魂』(BS JAPAN)、『モメる門には福きたる』(CX)、『ストロベリーナイト スピンオフ アンダーカヴァー』(CX)、『相棒season10』(EX)、大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)、舞台 地球ゴージャス『怪盗セブン』(作・演出:岸谷吾朗)、『風と共に去りぬ』(脚本:菊田一夫 演出:山田和也)など。

井上夕貴 INOUE Yuki

1986年生まれ。兵庫県出身。身長174cmの長身女優。
その容姿から、一度見たら忘れない強烈な印象を与える。
2013年より、故蜷川幸雄率いる「さいたまネクスト・シアター」の4期生として活動。2019年1月PAPALUWA入団。
主な出演作は2018年、世界最前線の演劇2『第三世代』(演出:中津留章仁)、《世界ゴールド祭2018》ゴールド・アーツ・クラブ『病は気から』(演出:ノゾエ征爾)、『#スクワッド』(演出:鈴木美波)、『宝島』(演出:スズキ拓郎)、2017年『薄い桃色のかたまり』(演出:岩松了)、『ナイン』(演出:鈴木美波)など。

永井茉梨奈NAGAI Marina

1993年10月26日生まれ、富山県出身。
2013年 京都造形芸術大学舞台芸術学科入学。フランス演劇に惹かれ、ラシーヌやクローデルの上演に携わる。杉原邦生演出『転校生』、渡邊守章演出『アンドロマック』等に出演。
2016年 新国立劇場演劇研修所に入所。
栗山民也演出『朗読劇 少年口伝隊 一九四五』、田中麻衣子演出『トミイのスカートからミシンがとびだした話』、宮田慶子演出『るつぼ』等々に出演。
2019年3月 研修所 修了。

中坂弥樹NAKASAKA Miki

2019年3月新国立劇場演劇研修所12期修了。研修所内公演として、栗山民也演出 朗読劇『少年口伝隊一九四五』、田中麻衣子演出 試演会『トミイのスカートからミシンがとびだした話』、宮田慶子演出 修了公演『るつぼ』に出演。
修了後は、企業内映像やボードゲームルール紹介映像にも出演。
本公演が修了後初舞台となる。

尾尻征大OJIRI Masahiro

1995年石川県生まれ。高校の時に無名塾『ロミオとジュリエット』(演出:高瀬久男)を見て芝居の道を志す。2014年日本大学芸術学部演劇学科に入学。海外古典戯曲の面白さに触れ、17年に演出家松森望宏に出会い、劇団「CEDAR」に所属。古典戯曲に潜む普遍的な哲学を追い求める理念のもと、劇団では2017年、『胎内』(作:三好十郎)佐山役、2018年、『群盗』(作:フリードリヒ・フォン・シラー)主人公カール役や、『建築家とアッシリア皇帝』(作:フェルナンド・アラバール)皇帝役を演じるなど(いずれも演出は松森望宏)、骨太な役を演じている。最近の出演作である舞台『PHYCHO-PASS Virtue and Vice』(演出:本広克行)で現代アクションに挑戦するなど、ジャンルを問わず幅広く精力的に活動中。

井上向日葵INOUE Himawari

1997年生まれ。静岡県出身。2019年、京都造形芸術大学 舞台芸術学科卒業。
大学入学を機に俳優活動を開始して以降、京都・東京を拠点に、演劇作品、ダンス作品、MV、ラジオドラマ 等で幅広く活動している。在学中は文学座の鵜山仁、地点の三浦基、リリパットアーミーⅡのわかぎゑふなどの演出作品に参加。その他主な出演に『Fools speak while wise men listen』 (作・演出:村川拓也)、江古田のガールズ『極楽』、花柄ランタン『それでイン・da・湯』MV、KUNIO14『水の駅』などがある。特技はサックス。

岩本えりIWAMOTO Eri

1979年1月24日生まれ、広島県出身。
日本大学芸術学部演劇学科演技コース卒業。
2007年から「劇団乞局」に参加(2012年解散)。その他では、竹内銃一郎作・演出『伝染』(彩の国さいたま芸術劇場)、鴻上尚史作・演出『ピルグリム』(新国立劇場)、中野成樹演出『新聞の隅っこに載ってる小説』やチェルフィッチュ、ポツドール、ブス会、サスペンデッズ、MODE、城山羊の会、等様々な舞台に出演している。

三方美由起MIKATA Miyuki

1995年兵庫県生まれ。
多摩美術大学美術学部演劇舞踊デザイン学科卒業。
大学入学を名目に合法的に家出をし、「演劇」という言葉に出会う。在学中より、舞台や映像作品等ジャンルを問わずに参加。
様々な心ある人々、事柄に触れていく中で『自由』と『愛』を強く希求し、万物が共生するこの地球で『人間として生きる』生き方を模索中。杉原邦生演出作品には2019年3月のKUNIO14『水の駅』に出演。

松永玲子MATSUNAGA Reiko

大阪府出身。ナイロン100℃所属。舞台や映像で活躍する一方、ナレーションやエッセイストとしても活躍。主な出演作品に、劇団公演『百年の秘密』、『消失』ほか、。外部公演に新国立劇場『オレステイア』、タカハ劇団『僕らの力で世界があと何回救えたか』、オフィスコットーネ『夜、ナク、鳥』、音楽劇『大悪名』、博多座『熱血!ブラバン少女。』、音楽リーディング『ロマン派症候群』、明治座『御宿かわせみ』、グローブ座『カラフト伯父さん』、青山劇場『ガラスの仮面』、こまつ座『イーハトーボの劇列車』など幅広く出演。TVドラマでは『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査』(フジテレビ)、『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(NHK)、連続テレビ小説『ちりとてちん』『あさが来た』(NHK)、『科捜研の女』、『相棒 season15』(テレビ朝日)ほか、映画では『ピンクとグレー』(行定勲監督)、『おかあさんの木』(磯村一路監督)などがある。

外山誠二 TOYAMA Seiji

1954年6月20日生まれ。東京都出身。1978年に文学座研究所入所。80年に文学座アトリエ公演『わが屍は野に捨てよ』で初舞台を踏み、83年に座員となる。最近の主な出演に文学座公演『リア王』(2015)、『鳩に水をやる』(17)、外部公演『十二人の怒れる男たち』(13)、『皆既食』(14)、『靑い種子は太陽のなかにある』(15)、『もし、終電に乗り遅れたら…』(18)、『民衆の敵』(18)、『良い子はみんなご褒美がもらえる』(19)など。他にTVドラマ『渡る世間は鬼ばかり 2018』(TBS)、映画『相棒‐劇場版IV‐』(17)、『22年目の告白‐私が犯人です‐』(17)、『ラプラスの魔女』(18)などに出演。

小田豊ODA Yutaka

1945年生。長崎県出身。1971年、早稲田小劇場入団。『トロイアの女』をはじめとする公演に出演。この頃から演技者としての評価は高く、退団後も舞台中心に多彩な演出家の作品に参加。主な舞台に野田秀樹『キル』、ロベール・ルパージュ『オペラ・テンペスト』、竹内銃一郎『坂の上の家』、太田省吾『ヤジルシ~誘われて』、白井晃『ルル』、フレデリック・フィスバック『ソウル市民』、宮沢章夫『モーターサイクル・ドン・キホーテ』、蜷川幸雄『コリオレイナス』、栗山民也『氷屋来たる』、森新太郎『エドワードⅡ世』、渡邊守章『繻子の靴』等。杉原演出には、木ノ下歌舞伎『東海道四谷怪談―通し上演―』、KUNIO『夏の夜の夢』を経て3本目となる。